ドルトムントで期待を寄せられている弱冠15歳のFWユスファ・ムココ。
ユースでは飛び級を重ねており、U-19ブンデスリーガでは20試合で34ゴールという新記録も打ち立てた。その年齢離れした得点センスが分かる一撃がこれ(以下動画24秒~)。
この時はまだ14歳だったはずだが、とても信じられない…。14秒~からのプレーなどはロナウドを彷彿とさせる。
あまりに無慈悲なため、相手チームへの配慮として、早めに交代させられたという逸話まであるほどだ。
今年11月で16歳になるムココは、いつトップチーム入りするのか注目されている。
ただ、ドルトムントとしては、彼にプレッシャーを掛けずに育てていく方針のようだ。『Bild』によれば、ミヒャエル・ツォルクSDとユース部門を担当するセバスティアン・ケールがこう述べたそう。
ミヒャエル・ツォルク
「非常に例外的な選手がプロの試合に出場するための枠組みは作られている。だが、我々は彼に少しのプレッシャーもかけてはいない。
ユスファへの期待が高まり過ぎないように十分に努めている」
セバスティアン・ケール
「スポーツ的なスキルだけを基準にして行われるのではなく、常にケースバイケースで決断がなされるだろう。
フィジカルやメンタルの要素だけでなく、選手のパーソナリティも大きな役割を持っている。我々は大きな責任を持って扱っていく」