かつてプレミアリーグ最強チームとして君臨していたマンチェスター・ユナイテッド。

その当時のチームをキャプテンとして統率したのが、闘将ロイ・キーンだ。彼はかなりブッ飛んだ性格だったとされる人物である。

2005年にはクラブの公式チャンネル『MUTV』の番組でチームメイトたちを批判。ミドルズブラ相手に4失点した試合でのファンデルサール、オシェイ、リオ・ファーディナンド、アラン・スミスら6人のプレーをこき下ろした。

その非難があまりに強烈だっために、ユナイテッドはその映像をお蔵入りに。この件もあり、キーンは同年11月にユナイテッドとの契約を解除して、セルティックへと去っていった。

ただ、このキーンの言動について、ウェイン・ルーニーは問題なかったと考えているようだ。『The Times』でこう綴った。

ウェイン・ルーニー

「ロイ・キーンは遠慮なく言う人だった。

(2004年に加入した)ユナイテッドでの最初の練習を覚えているよ、『彼に自分のことを印象づけなければいけない』と思ったことをね。監督ではなく、彼に。

彼が悪名高いMUTVでのインタビューをやった時に自分もユナイテッドにいた。でも、あの件についての描写には同意できない。

ロイはチームメイトをあまりに叩き過ぎたと思われている。でも、自分はあのビデオを見たけれど、何の問題もないものだった。

彼は選手たちが10ヤード(9メートル)のパスもできないと言っていた。

マンチェスター・ユナイテッドのためにプレーしているのに、それでは力不足だと。その通りだよ」

問題となったボロ戦での全失点シーンがこれだ(以下動画14秒~)。

確かに守備がズタボロ…。

ファンデルサールはメンディエタのミドルを弾き切れず、リオはハッセルバインクの餌食に(49秒~)、リチャードソンはPKを献上(1分35秒~)、最後はリオがブチ抜かれてメンディエタが留めの一撃(2分17秒~)。

【関連記事】 最悪の形でチームを去った「喧嘩別れ移籍」7選

そのなかで、クリスティアーノ・ロナウドは豪快な一発で一矢を報いている(3分17秒~)。

【厳選Qoly】戦術完成度はNo.1!スキッベ体制3年目、充実のサンフレッチェ広島が「相手の予測を上回る」理由。

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら