日本代表FW南野拓実が所属するリヴァプールを率いるドイツ人のユルゲン・クロップ監督。
獲得を狙っていたとされるRBライプツィヒのドイツ代表FWティモ・ヴェルナーはチェルシー入りが濃厚になったとされている。ただ、クロップが絶賛するドイツ人選手はまだいるようだ。
『Sky』に対して、指揮官はこう述べたという。
ユルゲン・クロップ(リヴァプール監督)
「この惑星にはいい選手がたくさんいる。
ティモ・ヴェルナーは素晴らしい選手だ、カイ・ハヴァーツも素晴らしい選手だ」
クロップが言及したハヴァーツはレヴァークーゼンに所属する20歳のドイツ代表MF。大柄なレフティでスケールの大きな大器だ。
その彼が長谷部誠の目の前でやった珠玉のスルーパスがこれ(以下動画1分48秒~)。
タッチが完璧…!ちなみに、発音はハヴァーツなので要注意。
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ただ、クロップは今後の選手獲得についてはこうも述べていたそう。
ユルゲン・クロップ(リヴァプール監督)
「タイミング、チャンス、全てが一体にならなくてはいけない。6,7週間前は年内にプレーを再開させられるのかも分からなかった。
もし後半戦をプレーできなかったなら、『本当に再開できるのはいつだ?』と考えただろう。それが、ちょうど今始まることになった。
我々はまるで全てが解決したように行動している。だが、解決はしていない」
「マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーが獲りに行く選手について、イングランドではあらゆる噂がある。
(リヴァプールは)現在のところ、静かだと言える。
今後の稼ぎがどれくらいになるのか分からない…ふたたび観客とともにプレーできるのがいつになるか分からないからね。
現時点では、全てのクラブが損失を出している。無観客のうえ、我々はシーズンチケットの払い戻しをしなければならないし、来季はまったく売ることができないかもしれない。
少なくとも、最初の10~15試合は無観客だろう。VIPエリアは満杯にならず、チケットも売れない。それは他のパートナーにも影響を与えるだろうし、物事はやや異なるはずだ。
選手と給与放棄などについて話し合ったり、5000~6000万ポンド(70~83億円)の選手を獲得する場合は説明する必要がある」