ゲームスピードの速さなどこの数十年間で進化を遂げてきたサッカー界。
『BBC』によれば、サッカー選手たちの身長について研究が行われるそうで、それはゴールの大きさを拡げることについての議論にも影響しうるという。
幅24フィート(7.31メートル)、高さ8フィート(2.44メートル)というゴールの大きさは、FAが1882年に定めて以降変わっていない。
レディング大学、南オーストラリア大学、オハイオ州立大学による共同研究では、1950年以前のデータを集めるために当時のサッカーカードやステッカーを発掘してくれるようファンたちに求めているとか。
エイドリアン・ベル(レディング大学教授)
「現代サッカーは数十億ポンドの収益を生み出す世界的な産業です。
ですが、19世紀半ばに作られたゴールサイズについてのルールをいまだに使っています。
我々はサッカー選手の体型が変化したと考えています。フィットネスとダイエット(食事)、そして、一般人口の平均身長の伸びにも重点を置いています。
ですが、これまでのところ、プロサッカー選手たちの代表的なサンプルで適切な研究がされたことはありません」
ジェームズ・リード(レディング大学博士)
「近年、試合での得点数を増やすためにゴールをより大きくするという議論が真剣になされています。
他のルールは変更されてきたので、そうなることはありえないことではありません。
組織委員会がそれを正当化するために選手のサイズが変わっていることを用いたいなら、その決定が確かなデータに基づいたものであることが重要です」
1870~1950年代から選手たちの身長がどれほど変化したかを調べるようだ。
かつてマンチェスター・シティにもいたルーマニア人GKコステル・パンティリモンの身長は202cm!彼はプレミアリーグでこんなスーパーセーブも見せている(以下動画1分40秒~)。
WATCH What was the best #BPL save in August?https://t.co/haIxg3ktIG
— Premier League (@premierleague) September 16, 2015
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ここまでデカいと、確かにゴールが小さく感じられるかも…。