5月6日は、かつて日本代表で活躍したMF中田英寿がASローマ時代に伝説となるゴールを決めてからちょうど19年になる。
中田はペルージャで活躍して名門ローマに引き抜かれたものの、地元出身の“王子”フランチェスコ・トッティの前になかなか出番を与えられない状況にあった。
しかし2001年5月6日に行われた、セリエAの優勝を争うユヴェントスとの大一番。2点を追う展開でそのトッティに代わって投入されると、今も語り継がれるゴールを記録する!
こちらは交代の瞬間(動画5分40秒~)。下げられるトッティは明らかに不満顔だ。
稲妻のような超ミドル(動画7分30秒~)!いま見ても胸が熱くなる…。
当時のユーヴェの守護神であり、オランダの伝説的なGKエドウィン・ファン・デル・サールを打ち破ったこの一発は、試合の流れを劇的に変えた。
中田はさらに終了間際にも同点弾を誘発(動画9分20秒~)、引き分けに持ち込んだローマはその後21世紀最初のスクデットを獲得している。
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大一番で下げられたトッティにとっては、屈辱であったに違いない。しかし彼は最近、当時をこのように振り返っている。
「(交代は)間違いかと思ったよ。でもナカタはゴールを決めて、同点に繋がるシュートも放った。交代は大当たりだったね」。