現代のサッカーは後方からのビルドアップが重要なものとなっており、ディフェンダーにもテクニックやパスの能力が求められている。
今回は『Sportskeeda』から「今最もボールを持ってプレーできるディフェンダーTOP5」をご紹介する。
エメリク・ラポルト
クラブ:マンチェスター・シティ
エメリク・ラポルトは、ジョゼップ・グアルディオラが行ったマンチェスター・シティの改革を完成させた選手と言っていいだろう。アスレティック・ビルバオで育成され、左サイドバックとセンターバックを遜色なくこなせるオールマイティーな選手となった人物だ。
2018年1月の移籍マーケットで5700万ポンド(およそ76.2億円)もの移籍金が支払われ、シティへやってきた。シーズン途中という難しい加入時期でありながらも、チームの中で最も一貫性があるDFと評価されるまでにそう時間はかからなかった。
ラポルトが見せる最終ラインからの配給は、グアルディオラが彼をマンチェスター・シティに連れて行こうと決心した大きな理由の一つだった。彼がいれば守備も攻撃も1ランク上がる。そんな存在が怪我をしてしまったのだから、今季のシティが苦戦したのは仕方がない。