20年以上に渡ってアーセン・ヴェンゲル氏が指揮したアーセナル。有望な若手選手を引き抜いてきた一方、獲得に失敗した大物も少なくなかったとされている。
元アーセナルの交渉担当者がいくつかの獲得失敗例の裏側を明かした。
『The Athletic』によれば、2009~2018年までその職にあったディック・ロウ氏がこう述べたそう。
ディック・ロウ(元アーセナル交渉担当)
「(2016年に)レスターとの取引、選手との取引は完了していた。
彼(ジェイミー・ヴァーディ)は妻レベッカとともに訪問にきて、アーセンの前にあるソファに座った…。その後になって彼は身を引いたんだ。
レスターに帰る途中の彼から電話があった、一晩考えさせて欲しいと。
その時点で、よくない知らせだと分かるものだ」
「フアン(・マタ)は間違いなくアーセナルに来たがっていた。
そのことについては疑問の余地はなかった。だが、チェルシーのほうが高い金額を提示したんだ」
ビック6相手に無類の強さを誇るヴァーディ。アーセナル戦では10試合で9ゴールとまさにカモにしている。その最新ゴールがこれ!(以下動画19秒~)
もしあの時に移籍が完了していれば…。ヴァーディは2016年以降のアーセナル戦で6ゴールを叩き出している。
フアン・マタについてもバレンシアから引き抜けるはずが、チェルシーにさらわれてしまったそう。