2000年から2002年までマンチェスター・シティでプレーしていたことで知られるナイジェリア代表MFディクソン・エトゥフ。
その後はプレストン・ノースエンドやノリッジ・シティ、サンダーランド、フラムなどに所属し、プレミアリーグで長く戦った選手だ。
2009年には古巣マンチェスター・シティ相手に見事なゴールを決め、大きな話題になった。
#TBT to April 2009 when Dickson Etuhu scored this belter against Manchester City. #FFChttps://t.co/ljuS4OhUNi
— Fulham Football Club (@FulhamFC) April 28, 2016
彼は2015年にスウェーデンの名門AIKソルナに加入し、2年間プレー。2016年の末に退団していたが、その後大きな事件に関与したとされている。
2017年に行われたヨテボリ対AIKの試合結果を操作しようとし、エトゥフは当時AIKのGKであったキリアコス・スタマトプーロスと接触。わざと負ければ200万クローナ(およそ2000万円)を支払うと打診したという。
スタマトプーロスがこの企みをすぐさまスウェーデンサッカー協会に報告したため、試合は延期され、八百長は実施されることはなかった。
この事件に関して裁判が行われ、エトゥフに対しては昨年11月に有罪判決が言い渡されていた。その後弁護士が控訴したことで審理が継続され、今回最高裁判所の判断が下された。
スウェーデンサッカー協会によれば、エトゥフには5年間のサッカー活動禁止が言い渡されたとのこと。