オリヴァー・カーン

1999, 2001, 2002年と3度も世界最高のGKに輝いたカーンもまた「待機型」最強候補の一人であろう。

2002年ワールドカップではドイツ代表の守護神として大活躍し、決勝でブラジル代表に敗れた後の姿は日本のサッカーファンを虜にした。

ただ彼は旧来型のタイプで、守備範囲やビルドアップに関してはあまり得意ではなかった。それにより当時の代表指揮官ユルゲン・クリンスマン監督はイェンス・レーマンを守護神として採用したため、最後の晴れ舞台だった2006年ワールドカップは控えとなっている。