世界中に大打撃を与えている新型コロナウイルスの影響により、欧州主要リーグは中断を余儀なくされている。

『Der Spiegel』によれば、ドイツのGurevac社がワクチン開発に取り組んでおり、臨床試験に近づいているという。そうしたなか、『Marca』は、ホッフェンハイムのオーナーであるディートマー・ホップ氏がコロナとの闘いにおいて最重要人物のひとりになりえると伝えた。

Gurevac社はホップ氏が多額の投資をしてきた企業で同氏は大株主でもあるそう。ホップ氏はドイツ最大のソフトウェア企業『SAP』の創始者であり、下部チームだったホッフェンハイムを巨額投資によって強化した人物。

そのため、ドイツ国内の一部サッカーファンから敵視されており、バイエルンサポーターが中傷的なバーナーを掲げたことで試合が中断される事態にもなった。衝撃的だったその光景がこれ。

監督も激怒…。この件についてバイエルンはホップ氏に謝罪している。

なお、同社製のワクチンはアメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領がアメリカ国民に真っ先に使用するために権利を買いたがっているとも噂されている。

この件について、ホップ氏は「言うまでもないことだが、ドイツ企業が開発したワクチンをアメリカが独占的に使用することはありえない」と述べたという。

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