今冬サウサンプトンからイタリア・セリエAのサンプドリアにローン移籍することとなった吉田麻也。先日のエラス・ヴェローナ戦で先発デビューを果たし、2-1の勝利に貢献した。その試合の模様がこれだ。
この試合でのプレーは高く評価されており、言語にも戦術にもすでに適応し、すでにジェノヴァ方言まで発する「知的な選手」と伝えられた。
『La Repubblica』は元日本代表監督アルベルト・ザッケローニ氏のコメントを紹介しており、その内容はこんな感じだった。
アルベルト・ザッケローニ
「私にとっては驚きではないよ。
私は、吉田麻也がオランダでプレーしていることを知って会いに行った。そして、彼は私の下で不動の選手になった。
彼はディフェンスとオフェンス、2つの場面でプレーできる選手だ。
カンナヴァーロは彼をドバイに連れて行きたかったので、私に助言を求めてきたんだよ」
ファビオ・カンナヴァーロがドバイに…ということは、おそらく2010~2014年のアル・アハリ時代だろうか。彼はUAEで引退後にすぐ技術顧問となり、その後アシスタントコーチも務めていた。