退任したニャホ=ニャホ・タマクロー氏のあとを継ぐ形で、2005年にガーナサッカー協会の会長に就任したクウェシ・ニャンタキー氏。
その後代表チームを3度のワールドカップ出場に導くなど大きな結果を残したものの、2014年の審判買収疑惑を皮切りに多くのスキャンダルが噴出した。
2017年にはこのように強硬に辞任を否定していたものの…。
しかし2018年にジャーナリストの囮調査で賄賂を受け取った場面が放送され、警察に逮捕されることになった。
その後明らかになった大規模な汚職疑惑によってガーナサッカー協会も一時的に解散させられるなど、国を巻き込んだ大問題に発展。
後に会長辞任を決断したニャンタキー氏であるが、FIFAから永久追放を言い渡されることになり、さらに数々のスキャンダルに関する裁判に臨むこととなっている。
そして『L'Equipe』の報道によれば、今回ニャンタキー氏は詐欺の疑いで当局から起訴されることになったそう。
次の裁判は3月25日に行われる予定となっており、もし有罪になれば再びの逮捕につながる可能性が示唆されている。