東京五輪でのメダル獲得を目指す日本代表。

森保一監督率いるチームは様々なタレントを擁しているが、特に久保建英、堂安律、三好康児など欧州組がひしめく2列目は“激戦区”だ。

そうしたなか、昨年末に行われたEAFF E-1選手権、そして今年1月のAFC U-23選手権では、森島司が光るプレーを見せた。

森島はサンフレッチェ広島に所属する22歳。昨シーズンは主に2シャドーの一角でプレーし、ボールを引き出しながら持ち前のテクニックで攻撃を活性化させた。

クラブでは今年、背番号10を与えられ、大きな期待が寄せられている。

そんな若き攻撃的MFに、自身の強みや森保監督の「3-6-1」でプレーするコツ、新ユニフォームのことなどいろいろ聞いたぞ。

試合出場で増す、“数字”へのこだわり

――昨年、2019シーズンはどんな一年でしたか?

出場機会をたくさんもらって、ゴールやアシストを記録することができました。代表にも入ることができたので、良いシーズンだったかなとは思います。

ただ出場機会が増えた一方、相手に対策されたりすることも出てきたのでそこの難しさは感じました。