8日、2020シーズンのJリーグ幕開けを告げる恒例のFUJI XEROX SUPER CUPが埼玉スタジアム2002で行われた。
試合は3-3でPK戦にもつれ込み、9人連続失敗という“怪記録”を経て、ヴィッセル神戸が横浜F・マリノスに勝利。元日の天皇杯に続くタイトルを手にしている。
今シーズンからJ1に導入されるVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)はこの試合でも採用。
また、試合の前にはこんな映像がスタジアム内のビジョンで流された。
Jリーグが前日の7日に公開したもので、VARについてまとめた1分間の動画。
タイトルにある通り「基本講座」といえるものだが、VARを理解するためには基礎を押さえておくことが非常に重要。それを映画館の「NO MORE 映画泥棒」を思わせるシンプルかつ分かりやすい映像にまとめている。
試合後にJリーグの村井満チェアマンへ確認したところ、この映像は今シーズン、J1の全試合会場で流されるという。
Jリーグは少し前にもVAR導入に向けた審判のトレーニングの様子を公開。
主審の判断を助けるVARとはどんなシステムなのか。
21日のJ1開幕を前にこれらの映像を見ながらファン・サポーターも改めて確認しておきたい。