現在マンチェスター・ユナイテッドが3000万ポンド(およそ43.7億円)の移籍金で狙っていると言われる、バーミンガム・シティのMFジュード・ベリンガム。

父親のマーク・ベリンガムは警察官として働きながらアマチュア選手として700ゴールを決めたローカルヒーローで、その才能を受け継いだ天才少年だ。

8歳からバーミンガム・シティの下部組織で育成され、15歳でU-23チームに昇格。さらに昨年16歳でトップチームにデビューし、8月には16歳と38日で初ゴールも決めた。

動画1:26~が彼のプロ初ゴールだ。トレヴァー・フランシスが持つクラブ最年少記録を更新するものだった。

今季イングランド2部ですでに25試合に出場して4ゴールを決めており、「ルーニー以来の天才」と評判。バイエルンやマンチェスター・ユナイテッドが虎視眈々と獲得を狙っているという。

『The SUN』の記事によれば、彼が現在バーミンガム・シティで受け取っている報酬は週145ポンド。まだプロ契約になっていないため、年俸に直して108万円ほどなのだそう。

6月29日には17歳の誕生日を迎えるため、バーミンガムは彼を引き止めるためにプロ契約を打診する方針。

監督のジョゼップ・クロテットは「彼はここに残ると思っているよ。バーミンガムが進歩を遂げるために正しいステップの一つになるということを、彼は知っているからね」と、ジュードがステップアップを急いでいないことを強調している様子だ。

少なくとも今年の夏には去就が騒がれるであろうジュード・ベリンガム。今のうちに覚えておきたい名前だ。

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