ウナイ・エメリ監督の解任に踏み切ったアーセナル。ただ、監督交代がカンフル剤になったとは言い難いのが現状だ。
かつてアーセナルでプレーした元フランス代表DFバカリ・サニャも古巣の有様を憂いている。背番号3の右サイドバックとして活躍した彼は、伝説となったスパーズ戦でこんなゴールを決めた選手だ。
⏪ REWIND ⏪
2-0 down at home in the derby... and then @Sagnaofficial started the fightback
Final score? Arsenal 5-2 Tottenham 😎 pic.twitter.com/f7JZPxGAjs
— Arsenal (@Arsenal) 2018年7月12日
渾身ヘッド!2012年のこのダービーでアーセナルは2点リードされながら、5-2で大逆転勝ちしている。
そのサニャは『Sky Sports』の番組でこう述べたという。
バカリ・サニャ
「今のクラブは大きなサーカスのようだ。
誰が決断を下しているのか分からない。選手たちは自信を欠いているように見えるし、それがピッチ上に表れている。
彼らを責めることはできない。選手たちは次の監督が誰になるのか分からないからね。クラブはトリッキー、トリッキーな状況にある。
何よりもまずは、いい監督を探してクラブをいくらか安定させる必要がある。
数日中に新しい監督がくれば、新たなプロセスを始めるだろうし、うまくいけば再び輝き出すはずさ」
「(チームは自信を失っていると)自分も思う。
今でもメスト・エジルやペペなど偉大な選手がいる。
誰もがひどい守備について話しているけれど、いいパフォーマンスができていない理由は自信の欠如だと思う。
全ての選手たちが本当に若い。もし彼らを手放さなければ、いいチームになれる」
混沌とした状況にあるとしつつ、選手たちの可能性を信じてるとも口にしていたようだ。