佳境を迎えたEURO2020予選。2大会ぶりに出場権を掴んだオランダ代表はエストニアとの最終戦に5-0で大勝した。

この日キャプテンマークを巻いたMFジョルジニオ・ワイナルドゥムはハットトリックの大暴れ。

その彼が見せたゴールセレブレーションが話題になっている。それがこれ。

フレンキー・デヨングと自分の手を交互に指差していたのだ。

オランダで人種差別が再び問題になりつつあるなか、ワイナルドゥムは会見の場で強い姿勢で差別を批判。そして、自分たちはひとつだということ示すために、このセレブレーションをしていたようだ。

『NOS』によれば、試合後にはこう述べていたそう。

ジョルジニオ・ワイナルドゥム

「自分の日だとは言いたくない。みんなの日だ。

僕は自分が感じることを言っただけさ。一部の人々が言いたいことも言ったかもしれないけどね」

「僕のことを英雄という声もある。でも、自分ではまったくそう思わない。

僕は変えたい。世界には問題がある。

オランダ人として僕らがこれに取り組み、もうこういったことが起きないことを願っている」

地元メディアでは、ワイナルドゥムはオランダにとって重要な存在になったとも伝えている。

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