先日行なわれたミランとの試合では55分で途中交代となったクリスティアーノ・ロナウド。
マウリツィオ・サッリ監督に何らかの言葉をぶつけると、彼はそのままドレッシングルームへと去り、試合が終わる前にスタジアムを去ったと伝えられている。
『Sky』は、評論家を務めているファビオ・カペッロ氏が以下のように語ったと伝えている。
ファビオ・カペッロ
「今ロナウドはいいプレーをしていない。交代させる選択をしたのは正しかった。その決断には正直さが必要だったが、サッリはそれを行使した。
彼がベンチに座らなかった、サッリに対していくつかの悪い言葉を吐いたという事実は、決して美しいものにはなり得ない。
王者であらなければならない。交代させられたとき、上手く行っていない時にこそだ。彼はあの時良いプレーをしておらず、そしてディバラは素晴らしい状態にある。
ロナウドはこの3年ドリブルで誰かを置き去りにできていない。記憶にない。今ではロナウドが起こし得ないことも、ディバラやドウグラス・コスタには可能なのだ。
もし私がサッリだったら、ドレッシングルームでロナウドに言っただろう。仲間をリスペクトしているところを見せろと。私は勝ちたいから君を交代させたのだと」
クリスティアーノ・ロナウドができないことをやれる選手がいるという点を尊重し、苦しい時ほど王者の風格を出せという指摘。
実際にこの試合はロナウドに代わって入ったパウロ・ディバラが決勝点を叩き込んでおり、サッリ監督の交代は大正解だったわけだが…。