2018年夏に降格したストークを退団し、リヴァプールへ移籍したジェルダン・シャキリ。小柄ながら筋肉の塊のような体躯をしており、バイエルン時代から強烈なゴールをぶち込んできた。
そのシャキリについて、ストーク時代の同僚であるピーター・クラウチが言及した。
『StokeonTrentLive』によれば、こう“口撃”していたそう。
ピーター・クラウチ
「シャキリは素晴らしいかもしれない。
飛び出していって、2人を抜き去る。で、左ウィングの位置に居続ける。すると、チームは完全に調子を崩してしまう。
(MFの)ジョー・アレンはサイドバックを助けるために飛びまわる。すると、不注意にも中盤の人数が減ってしまう。
少なくとも、中盤の左サイドに降りてくれば、僕らは皆でシャッフルできたはずだ。
そうしないで、シャキリを生き返らせるのには時間がかかる。
右ウィンガーとしての彼は左のタッチランでオフサイドにかかっただろうね。
機転がきくのと自分のやりたいことをやるのとは紙一重だ。
人々はストークが降格した2017-18シーズンにシャキリが8ゴール7アシストを記録したと正しく指摘するだろう。
だが、毎週のように85分になると、彼は他の選手の仕事をやや難しくしていた。
チーム内での恨みは膨らみ、首脳陣のなかでも憤りが増えていったよ。システムも選手もかみ合わなかった」
降格したチームのなかで結果を残したシャキリ。
だが、守備に戻らないなど勝手気ままで、試合終盤になると、周りの選手たちは彼のカバーに奔走していたとかそれによってチーム内には不満が鬱積していたとクラウチは暴露していたようだ。