東京五輪を来年に控えるU-22日本代表が、U-22ブラジル代表を2-3で撃破した。

試合はPKで先制を許したものの、田中碧(川崎)が2ゴールを奪い逆転。さらに中山雄太(PECズウォレ)の一発で突き放すと、その後再びPKで日本は1点差とされ町田浩樹(鹿島)が退場となったが守り切った。

親善試合とはいえ、あのブラジル代表を敵地で下すというのは簡単ではない。

そこでQolyでは、日本をこよなく愛するブラジル人チアゴ・ボンテンポ記者に、この試合の感想について聞いてみたぞ。

ーーやあチアゴ!2-3という結果に終わったけど感想は?

チアゴ・ボンテンポ(以下省略):1-3(で日本が勝利)のほうがフェアだね。(ハンドとなった)2つ目のPKは判定が怪しかったから。

このブラジル五輪世代は今まで負けたことがなかったんだけど、今日は日本のほうが良かったと思うよ。

ーー1つ目のPKと町田浩樹の退場はどう?

最初のPKもちょっと珍しかったね。町田のタックルは激しかったから退場は仕方ないかな。

ーーじゃあそんな試合で目立った選手を教えてくれるかな。

田中碧の2ゴールは試合を決めたね。守備、ポジショニングも優れていた。トゥーロン国際大会で魅せたパフォーマンスを続けられて良かったよ。

あと、ウィングバックの橋岡大樹と杉岡も良かった。守備だけでなく、攻撃でも効果的だったね。ブラジル代表ではキャプテンのリアンコがよくできたと思うけど、よかったのは彼だけかな。