プレミアリーグ3連覇を目指すマンチェスター・シティ。退団したヴァンサン・コンパニの後任としてキャプテンに指名されたのは、ダビド・シルバだ。
今季限りで退団するシルバは2010年にシティに加入するとここまで399試合に出場。ボーンマス戦で大台の400に乗せる見込みだ。
だが、ジョゼップ・グアルディオラ監督は、当初シルバはプレミアリーグで苦しむことになると考えていたという。『BBC』によれば、こう明かしたそう。
ジョゼップ・グアルディオラ(マンチェスター・シティ監督)
「嬉しいことに自分は間違っていた。
彼は自分が見てきたなかで最も知的な選手のひとりだ。
狭いスペースに入っていくのは本当にうまい。最高のひとりだね。
だが、彼は小さい、小柄な選手だ。Box to Boxな選手でもない。
(当時)イングランドを傍から見ていた私は『彼は苦しむだろう』と思っていた。それが当初の見立てだった。
1シーズンはいいこともあるだろう。だが、彼はそれを10シーズンやった。ほとんど信じられないものだよ。
彼は巨大な競争者だ。悪い時にどう立ち直るのか。彼特有の資質がプレミアリーグで生き抜く助けになった。大いに誇りに思うべきだ」
「経験豊富な彼はチームに必要なことや自分がやるべきことを熟知している。
どんなキャプテンも同じではなく、異なるパーソナリティを持っている。彼は自分が信じることをすべきだ」
2016年にシティにやってきたペップ、2010年当時はバルセロナの監督だった。リーガ時代のシルバを見ていたものの、小柄な体型的にプレミアでは苦しむと思っていたそうだ。