このほど、三好康児が移籍することが決まったベルギー1部のアントワープ。
UEFAヨーロッパリーグの本戦出場を懸けて、菅原由勢が所属するAZとプレーオフ2連戦を戦う。
23日の1stレグは本来AZのホームで行われるはずが、強風の影響で破損したスタジアムは現在使用不可。そこで、アルクマールから200kmほど離れたオランダ東部のエンスヘーデという街で試合は行われる。
だが、『Sporza』によれば、エンスヘーデ市長はアントワープのファンたちをスタジアムに入れるのを拒んでいるとか。アントワープは「この決定に驚いている。解決のために全力を尽くす」と表明している。
AZは16日のEL予選3回戦では、ハーグのカーズ・ジーンズ・スタディオンを借りることができた。そのため、今回もハーグに要請したものの、熱狂的で知られるADOデン・ハーグサポーターとの衝突を恐れたハーグ市長から断られてしまったとか。
そのため代替案を探さなければならず、エンスヘーデに白羽の矢を立てた。エンスヘーデは中村敬斗が所属するトゥウェンテの本拠地だ。
ただ、エンスヘーデ市長は安全面の問題を考慮して、アントワープファンをスタジアムから排除することを決めたとのこと。アントワープ側は試合2日前の突然の通告に困惑しているようだが…。
なお、三好はまだEL予選のメンバー登録がされていない模様。