チェルシーとのUEFAスーパーカップを制したリヴァプール。
だが、優勝後にピッチに乱入したファンの転倒に巻き込まれたGKアドリアンが負傷するというアクシデントが起きてしまった。
守護神アリソンが離脱しているなかで起きた最悪の事態。ユルゲン・クロップ監督は相次ぐピッチへの侵入にお怒りのようだ。
『Telegraph』によれば、「最悪のケース」としてこう述べたという。
ユルゲン・クロップ(リヴァプール監督)
「あそこにはリヴァプールファンしかいなかったので、おそらくそのひとりだろう。
私は何と言えばいい?我々が我がファンをどれほど愛しているかは疑いようの様ないことだ。
だが、こういうことを止めることができればだ。私が聞いたなかで最悪のケースだからね。
シティとのコミュニティ・シールドでも何者かがピッチ上を走るということがあった。ノリッジ戦でもだ」
「スタジアムにフェンスがないのは好きだ。だが、それはサポーターに大きな責任があるということでもある。
もしひとりのサポーターが自制できない時は、周りのサポーターが止めるべきだ。
笑えないね。クレイジーだ。こういうことがどうして起きえるのか?」
「アソコを振り回す男を誰が見たい?」
「アドリアンの事件は我々にとって深刻だ。
半裸でパンツを下してピッチに乱入するやつが面白いか?とフットボールに関わる人間に尋ねれば、『最高だね』という者は誰もいないだろう。
そいつが誰だが分からないからだ。
シーズン前にプレミアリーグのミーティングでこういうことには関与するなと言われた。
だが、我々は人間だ。誰が分からない人間が近づいてきたら笑えない。
そういうことがまだ起きている。より頻繁になっているように思える」
チェルシー戦で乱入した男は服を着ていたが、ノリッジ戦ではパンツをずり下げたほぼ全裸の男がアンフィールドに侵入している。
クロップ監督はこうした状況を危惧しているようだ。