ついに開幕した2019-20シーズンのプレミアリーグ。欧州王者リヴァプールはアンフィールドで2部王者ノリッジを4-1で撃破した。
ディヴォック・オリギの4点目をアシストしたトレント・アレクサンダー=アーノルドのクロスはまさに完璧。リヴァプール公式も「ピンポイントクロス」と評した神クロスがこれだ!(以下動画3分8秒から~)
プレミアでも屈指のパス精度を誇るアレクサンダー=アーノルド。あのベッカムと比較する声も出てきた。
『talkSPORT』によれば、かつてリヴァプールでもプレーした元イングランド代表MFダニー・マーフィーがこう述べたという。
ダニー・マーフィー(元イングランド代表MF)
「トレントが見せるパスとテクニックの能力は、長年サイドバックには見られなかったものだ。
自分が見てきたなかでは、トレントはデイヴィッド・ベッカム以来のいいクロッサーだと思う。
彼のクロスはすでにベッカムと同じくらいにいい、間違いないね。
セットプレーとクロスはどちらも驚異的だ。
彼のテクニック、パスの能力はサイドバックとしては非常にレアだよ。普通はMFがああいった質を備えている」
「理想を言えば、ウィングバックでの彼を見てみたいね。
守備で窮地に陥ることもあるけれど、どのポジションでもゴールを演出して得点を決めるはずさ」
もとはMFだったアレクサンダー=アーノルドのクロスの質はサイドバックの領域を凌駕していると評価したマーフィー。彼自身も高いキック精度と技術を持ったキッカーだった。
では、ベッカムのユナイテッド時代のクロスシーンをちょっと見てみよう(以下動画17分44秒~、19分42秒~)。
サッカー界の神クロッサーといえばベッカムだったが、これからはアレクサンダー=アーノルドの代名詞となるだろうか。