この夏にレアル・マドリーに加入した久保建英。北米ツアーでは出番を得たものの、最近はトップチームの遠征に帯同していない。また、カスティージャでも直近のテネリフェ戦には出場しなかった。
『AS』が、その理由について伝えている。
北米でのプレシーズンツアーでは新鮮な息吹となっていた久保とロドリゴ・ゴイス。だが、現在は不確かな状況にある。
ジネディーヌ・ジダン監督は2人をトップチームから外し、両者は同じ日に行われたカスティージャ対アルコルコン戦に出場。だが、土曜日に行われたカスティージャ対テネリフェ戦では2人ともメンバーに入らなかったのだ。その土曜日にトップチームはローマ遠征前の最後の練習を行った。ジダン監督は2人をその練習に加えるほうを望んだとのこと。
ただ、これはクラブの考え方に近いものだとも。ともにまだ18歳と若いために、トップチームと練習させつつ、カスティージャに置くという考えのようだ。
また、2人がトップチームに帯同しなくなったもうひとつの理由は、外国人枠とされている。
スペイン国籍を取得したとされるウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデ。だが、もしそれが不可能だった場合には、バルベルデ、エデル・ミリタオン、ヴィニシウス・ジュニオールが3つの外国人枠を占めることになる。
そうなった場合には、ロドリゴと久保はトップチームの戦力としてカウントできない。そういった背景もあるようだが…。