リヴァプールの下部組織で育成され、トップチームでも4年にわたってプレーしたラヒーム・スターリング。
しかし2015年にはリヴァプールとの契約延長を拒否した上で移籍を希望し、マンチェスター・シティへと去る。その際にはリヴァプールのサポーターから大きな批判を受けることになった。
とはいえその移籍によってジョゼップ・グアルディオラ監督の指導を受けることができ、選手としては大きく飛躍。今やイングランド代表でも欠かせないアタッカーに成長している。
その彼は先日コミュニティ・シールドで古巣のリヴァプールと対戦。PK戦の末に優勝を果たし、今季初タイトルを掲げることに成功した。
そして試合終了後、彼はスタンドのリヴァプールサポーターとこんな交流をしていたようだ。
Raheem Sterling may have left Merseyside but he's a still an inspiration to young fans up and down the country!
👊 pic.twitter.com/pBmP8rZt2t
— Football on BT Sport (@btsportfootball) August 4, 2019
にこやかに少年少女たちと対話し、ユニフォームを手渡す。保守的なファンには許せない光景だろうが、サッカー自体が友好的なものに変わっていっている象徴ともいえるかもしれない。
イングランド・プレミアリーグは今週末から開幕。リヴァプールはノリッジと、マンチェスター・シティはウェストハムとの対戦でスタートする。