26日に行われた韓国Kリーグ・オールスター対ユヴェントスの試合は、ピッチ外の話題が目立つものとなった。
台風のために飛行機の到着が遅れ、試合のキックオフは57分間遅延。クリスティアーノ・ロナウドの45分出場とサイン会の出席が義務付けられていたが、両方ともに守られなかったという。
韓国の一部のファンはそれに対して「詐欺」だと訴えており、集団訴訟の準備を進めている。Kリーグ機構もユヴェントスとイベンターの『thefesta』を非難する。
そして『thefesta』側はユヴェントス側の不備を指摘しており、もしファンからの集団訴訟があれば、クラブ側に違約金の支払いを求める意思を示す。
ユヴェントスは韓国側の抗義に対して反応しており、ロナウドの欠席については謝罪せず。また空港における手続き遅延と交通渋滞によって到着が遅れたとして、逆にイベンター側の不備を指摘していた。
しかし『Reuters』の記事によれば、Kリーグ側はそのユヴェントスの主張を更に否定しているとのこと。
「空港を出るのに1時間50分かかった」というユヴェントスの主張はウソで、76名のユヴェントス代表団全員の手続きは26分しか費やされていないことが確認されたという。
「Kリーグはユヴェントスの無責任な行動とマナー無視に深く憤りを覚えており、ロナウド欠場の理由を説明し、謝罪することを強く勧める。
重要な点はロナウドが1分もプレーしなかったという点であり、それは契約における義務であった。しかしながら、ユヴェントスの反応にはなんの謝罪もなく、その日起こったことを正確に説明するものでもなかった」
と、Kリーグ側は説明。
韓国の一部のファンはチケットの返金や精神的苦痛への賠償金を求めて訴訟を起こしており、すでに捜査がスタートしていると言われる。