7月19日の明治安田生命Jリーグワールドチャレンジでは、川崎フロンターレに0-1で敗れたチェルシー。

ただ、コンディションの整わないなかで随所に“らしさ”を見せ、メンバーがある程度揃っていた前半は試合のペースをガッチリと握っていた。

23日に行われる楽天カップのバルセロナ戦は、より良い状態で試合に臨めるはずだ。

そうしたなか、20日にはユニフォームサプライヤーのNikeによるトークセッションが東京・原宿で開催。チェルシーからはフランク・ランパード監督、ダヴィド・ルイス、クリスティアン・プリシッチの3人が参加し、幸運なチェルシーファンらと交流した。

まずは来日できた喜びや日本のサポーターの印象などを語った3人。

誰もが知るクラブのレジェンド、今月就任したランパード監督は、チェルシーというクラブの強さに問われこのように答えている。

「私は幸運なことに、成功の中でチェルシーでの経験を積むことができました。毎年強い気持ちを持って勝ちにいくという選手が揃っていますし、ここにいるプレイヤーをはじめとして、全員が良い姿勢、プロ意識を持って活躍しているのがチェルシーというチームだと思います」

興味深かったのは、川崎戦でフル出場し、プレーのクオリティの高さを改めて見せつけたダヴィド・ルイス。自身のプレースタイルについて尋ねられ、こんな答えを返した。

「プレースタイルというわけではないのですが、やはり何よりもフットボールが好きだということがあって、それが根底にあるからこそ日々努力を重ねて、毎日新しい意識で取り組むことができるのだと思っています」

プレースタイルを聞かれ、「フットボールへの愛、プレーする喜び」と答える。型にはまらないダヴィド・ルイスらしいといえるかもしれない。

新加入のプリシッチとともに、バルセロナ戦ではどんなパフォーマンスを何を見せてくれるのか楽しみである。

楽天カップのバルセロナ対チェルシーは、7月23日(火)19:30から埼玉スタジアム2002で行われる。

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