レアル・マドリーのプレシーズンツアーに帯同している日本代表MF久保建英。
まだ試合ではプレーしていないものの、すでの周囲からの評価は確かなものになりつつある。このままならば、カスティージャではなく、即トップチーム入りもありえそうだ。
だが、『Marca』によれば、そこには障壁があるという。
それは、外国人枠の問題。EU圏外選手は3人しか登録できないのだ。
ジネディーヌ・ジダン監督は、ウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデを戦力に入れており、彼を3人目の枠で使う見込みだという。
20歳のバルベルデは今夏のコパ・アメリカで久保とも対戦した選手。彼は2016年にカスティージャ入りしており、もうすぐスペイン国籍を取得できる。
ただ、それまでは3人の枠は埋まることになる。つまり、バルベルデがスペイン国籍を取得するまでは、すでに高評価を得ている久保やホドリゴ・ゴイスがトップチームに入るのは難しいとのこと。
バルベルデ以外のEU圏外選手は、ヴィニシウス・ジュニオールとエデル・ミリタオンだろう。
ブラジル代表MFカゼミロについては、2013年からスペインでプレーしており、今年3月の時点でスペイン国籍取得が近いとされていた。よって、彼は外国人枠から外れる模様。
なお、久保は2011~2015年まではスペインに在住していた。