武藤嘉紀が所属するニューカッスルはイングランドでも屈指の伝統を持つチームだ。

だが、功労者だったラファエル・ベニテス監督の流出はサポーターから大不評を買った。

すでに新シーズン開幕まで1カ月を切っているが、いまだに後任監督は決まってない。また、アジョセ・ペレスやホセルを放出するのみで、ここまで目立った補強もない。

『Shields Gazette』によれば、シーズンチケットの売れ行きもかなり悪く、15日時点で驚くべきことに12,083枚も売れ残っているという。昨年の同時点で、残っていたチケットは5200枚だったそう。

ニューカッスルは例年42,000枚ほどのシーズンチケットを販売しており、2年前にはソールドアウトになった。だが、今季は相当に落ち込む見込みで、昨季の38,000枚に達するのも難しそうだという。

8月10日に開幕する今季のプレミアリーグ。ニューカッスルは本拠地セント・ジェームズ・パークでアーセナルを迎え撃つ。

ただ、一部のマグパイズファンは、オーナーであるマイク・アシュリーへの抗議の意味を込めて、開幕戦の応援をボイコットする動きもあるとか。

ニューカッスルのプレミアリーグ史上最少観客者数は、2010年11月のブラックバーン戦(41,053人)だというが、このままならそれを下回る可能性もあるという…。

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