サッカー選手は旅人のようなものであり、自らの価値を上げるために多くのクラブを短期間に渡り歩いていくものである。
しかし中には、かなりの高値で買われたにも関わらず、わずか半年から1年で「大暴落」の価格で売却されるという珍しい経験をした者もいる。
『FourFourTwo』はそんな「わずか1年で獲得された時の額よりもかなり安く放出された選手」を特集している。
デイヴィ・クラーセン(エヴァートン)
損した額:1160万ポンド(およそ16.9億円)
このオランダのプレーメーカーは、非常に期待されてエヴァートンにやってきた。2017年のことだ。中盤のキープレーヤーになるはずだったが、クーマン監督の解任もあって出番を完全に失った。
サム・アラダイス氏の下では3回しか出場できず、アヤックスのキャプテンは数ヶ月のうちに不良債権になった。購入時は2400万ポンド(およそ34.9億円)だったが、1年後に売ったときには1240万ポンド(およそ18億円)に。