カタール1部のアル・ドゥハイルは、「イラク代表FWムハンナド・アリを獲得した」と公式発表した。

ムハンナド・アリは2000年生まれの19歳。アル・シュルターで僅か13歳と279日でプロデビューしたことで知られている天才ストライカーだ。

今年1月に行われたアジアカップでは18歳ながらもイラク代表のワントップとしてレギュラー起用され、ベトナムとイエメンを相手にゴールを決めた。

テクニックやボールの引き出し方が高く評価されている他、空中戦でも地上戦でもゴールを狙え、両足でシュートを打てる。スピードとパワーを兼ね備えた万能点取り屋として有名だ。

マンチェスター・シティやフェネルバフチェ、また日本のクラブからも関心を受けたという。あまりにも印象的なプレーぶりもあって年齢詐称の疑惑も浮上していたが、今のところは確固たる証拠がない状況である。

カタールでは9名の外国人選手を獲得できるが、AFCのルールで3人+アジア枠1人しか使えないため、そちらに合わせた運用をするチームが多い。

アル・ドゥハイルは先日日本代表MF中島翔哉をFCポルトに放出しているため、その空いたアジア枠にムハンナド・アリを加えた格好だ。移籍金はおよそ200万ドル(およそ2.2億円)だそう。

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