『Mercato365』は4日、「マルセイユは財源を補充するために数名の選手を驚くほど安く売ることを考えている」と報じた。

今夏7850万ユーロ(およそ95.5億円)という大きな赤字を計上したことでファイナンシャル・フェアプレー制度に引っかかったマルセイユ。

処分の対象になったクラブはUEFAから提示された和解案を受け入れ、今後の損益を改善していくことを約束した。

そしてすでに選手の放出は始まっており、ルーカス・オカンポスはセビージャへと1500万ユーロ(およそ18.2億円)という安い価格で売却することを決めた。

またエースのフロリアン・トヴァンは4500万ユーロ(およそ54.7億円)で売却することを考えており、他のクラブからのオファーを待っている状況だそう。

さらにモルガン・サンソンは3000万ユーロ(およそ36.5億円)、ブバカル・カマラは1800万ユーロ(およそ21.9億円)、ケヴィン・ストロートマンは1200万ユーロ(およそ14.6億円)、ルイス・グスタヴォと酒井宏樹は800万ユーロ(およそ9.7億円)で現金化する用意があるそうだ。

この全員が去ることはないとのことだが、ある程度の資金を確保するためには一定の放出は不可避だという。

【関連記事】今欧州で「ゴール率」が最も高いストライカー、TOP15を見る

今季はチャンピオンズリーグにもヨーロッパリーグにも出場できないマルセイユ。その中で経営を改善しなければならないとなれば、選手を売るしかないのだろうか。酒井宏樹の給与はクラブの中でもかなり安いものだと言われているが…。

【厳選Qoly】本日初戦!U-23日本代表、パリ五輪出場を左右する「キープレーヤー」5名

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら