3日に日本の各地で開催された第99回天皇杯の2回戦。J1勢がトーナメントに加わり、激しい戦いが繰り広げられた。

プロやアマチュアのカテゴリ関係なく対戦が組まれるトーナメントだけに、いわゆる「ジャイアントキリング」が見られる大会でもある。

この2回戦でもヴィアティン三重(JFL)が湘南ベルマーレ(J1)を4-0、鹿屋体育大学(鹿児島代表)が名古屋グランパス(J1)を3-0という大差で下しており、驚きを与えている。

そして、そのジャイアントキリングまで一歩と迫ったのが流通経済大学。浦和レッズに開始2分で先制を許すも、19分に同点ゴールを決めて追いついた。

その点を決めたのは浦和ジュニアユース出身の菊地泰智。左サイドからドリブルでペナルティエリアに切れ込み、ほとんど角度のないところから強烈なシュートを叩き込んだ!(動画45秒~)

浦和を離れてからは流経大柏高を経て流通経済大学に進んだ菊地泰智。まさに「恩返し」ゴールとなった。

【関連記事】高校生の最高到達点?天皇杯でマリノスを追い込んだ市船と彼らの2016年

なお試合は後半29分にエヴェルトンが追加点を決め、浦和レッズが2-1と勝利。流通経済大学はわずかなところで勝利に手が届かなかった。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介