コパ・アメリカ2019のグループ初戦でチリ代表に0-4と大敗した日本代表。
この試合では何度となく好機を作り出したが、1トップで起用された上田綺世(法政大学)が三度の決定機を外すなどブレーキとなってしまった。
生粋の点取り屋である彼にとって、この試合での決定機は本来もっとも得意とする形であったはず。それを決められなかったのはなぜだろうか。
20歳の上田は2021年から鹿島アントラーズに加入することが内定しているものの、現在は法政大学のサッカー部に所属している。普段のサッカーとのレベルの違いが影響してしまったのか…。
これについて、元日本代表でも意見は分かれているようだ。
FWの上田選手は好き。
彼は早く、いち早くプロでやるべき。
大学サッカーも素晴らしいけど、
もうそんなレベルじゃない。
Jリーグで活躍して、
すぐに海外に行く。
そんなイメージを持って欲しい。
そして、
それをサポートできるサッカー界になって欲しい。
選手にとっていいサッカー界に!
— 播戸竜二 (@ban11_mr12) 2019年6月18日
こちらは昨年までFC琉球でプレーしたFW播戸竜二氏のコメント。
播戸氏は今回のプレーに直接言及したわけではないものの「いち早くプロでやるべき。大学サッカーも素晴らしいけど、もうそんなレベルじゃない」と語り、すぐにでもプロ入りすることを勧めた。
一方、元鹿島のDF岩政大樹氏は別の考えをもっているようだ。
上田選手が好機を逃したのは大学生だからではありません。大学だからこそできることもあれば、プロだからこそできることもあります。
今回は彼がチャンスを生かせなかった。あるのはそれだけです。次のために、また彼も彼なりに取り組むでしょう。
環境だけで何かを評価するのはよく分かりません。
— 岩政大樹 (@_PITCHLEVEL) 2019年6月18日
岩政氏は「上田選手が好機を逃したのは大学生だからではありません。大学だからこそできることもあれば、プロだからこそできることもあります」と語り、今回のことと大学サッカーでプレーしていることの直接的な因果関係を否定した。
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議論したところで証明できるものではないかもしれないが、読者の皆様方はどのようにお考えだろうか。