この夏の去就が大きな注目を集めているPSGのブラジル代表FWネイマール。
ファンタジスタらしからぬタフさを兼ね備えた選手として、10代の頃からプロの第一線で戦ってきた。だが、彼も27歳になり、近年は故障も増えている。
そうした中、元ブラジル代表のゼ・ホベルトが警鐘を鳴らした。
彼はレアル・マドリー、レヴァークーゼン、バイエルン・ミュンヘンなどでプレーし、43歳まで現役生活を続けた本物の鉄人だ。『Süddeutsche Zeitung』のインタビューでこう述べたそう。
ゼ・ホベルト
「ネイマールは心を根本から変えなければいけない。
その偉大な才能によって担ってしかるべきリーダー的役割を逃す道を歩んでいる。
怪我も助けにならなかったが、彼の頭はフットボールだけに100パーセント集中していない。
ある時点でフットボールの喜びを失うだろう」
「(ネイマールも43歳までやれるか?)
No、ノーだ。もし彼がこのままを続ければ、30歳の時にはプレーすらしていないだろう」
「フットボール界には常に金や誘惑がある。だが、メッシやクリスティアーノ・ロナウドの生活は(ネイマールとは)違う」
心配しているからこその助言だったようだが。
なお、ゼ・ホベルトは2017年に現役を引退。今月6日で45歳になる。