世界最高の選手の一人として評価されているリオネル・メッシ。
しかしこのところ彼は国際的なタイトルからは遠ざかっており、バルセロナは4年以上に渡ってチャンピオンズリーグを勝てず、アルゼンチン代表も不調に喘ぐ。
その理由は何なのか?『Independent』によれば、かつてバルセロナで指揮を執ったこともあるルイス・ファン・ハール氏は以下のように話したという。
ルイス・ファン・ハール
「選手個人として、私はリオネル・メッシが好きだ。彼の統計は素晴らしいものがあるし、世界で最も優れた選手である。
しかし、彼はなぜ4年前からチャンピオンズリーグで優勝していないのか?なぜだ?キャプテンとして、なぜチームがヨーロッパで勝てないのかを自問しなければならないよ。
バルセロナには素晴らしいチームがある。ラキティッチ、コウチーニョ、ジョルディ・アルバ、テア=シュテーゲン、アルトゥール、ビダルが悪い選手だとは言えない。
メッシにも責任があると思う。バルセロナで起こっていることについてはね。監督やコーチだけではない。選手は、チームで起こっていることに対して大きな責任を持っている。
グアルディオラは、メッシをチームの利益のためにプレーさせていた。
しかしこのところの監督は、チームのスピリットを守らずに、あまりにもメッシに合わせすぎていると思うよ」
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結果にはメッシにも責任があると言う一方、監督たちがあまりにもメッシに頼りすぎていることが問題になっていると感じているようだ。