トゥーロン国際大会で史上初めて決勝まで進出したU-22日本代表。
しかし15日に行われたブラジル代表との決勝では1-1の末にPK戦に持ち込まれると、5人全員が成功したブラジルに対し、日本は5番手の旗手怜央が失敗して準優勝に終わった。
残念ながら初優勝とはならなかったが、胸を張れる結果といえるだろう。特に前半39分、FW小川航基(ジュビロ磐田)が決めたこの一発はブラジルをぎりぎりまで追い詰めるものとなった!
【前半39分 小川のゴールで日本が追いつく!】
前半39分 #小川航基 のゴール#トゥーロン国際サッカー大会
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— NHKサッカー (@NHK_soccer) 2019年6月15日
これまでの4試合とは次元の違う圧力を受け、前半19分に先制を許した日本。
その後も支配される展開が続いたが、小川はワンチャンスを生かし、難しい浮き球を左足ボレーで突き刺した。
相手のミスとはいえ、これも小川がしっかり追っていたことから誘発したもの。しかも相手のブラジルは今大会4試合全勝、15得点0失点(!)だった。
そんな無慈悲な相手に初めて“傷”をつけたこのゴールは日本に希望をもたらし、後半は互角以上の戦いを繰り広げることになった。
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ただ小川は試合終了間際に足を負傷したため途中交代。彼は2017年のFIFA U-20ワールドカップ中に負った靭帯断裂で長期離脱を余儀なくされただけに、軽傷であることを願いたい。