29日に行なわれたU-20ワールドカップ・グループステージ第3節で、日本代表はイタリアと対戦した。
ここまでエクアドルに引き分け、メキシコに勝利という結果で勝点4を獲得していた日本。負けても決勝トーナメント進出の可能性は高い状況だった。
一方のイタリアもすでに勝点6を獲得しており、ベスト16の座は手にしていた。そのため多くの選手を入れ替えて臨んでおり、サブメンバーが中心といった陣容。
勝利によって得られるものが乏しいイタリアを相手に、日本は早い時間にチャンスを作る。前半9分に田川亨介がPKを獲得し、先制する絶好の機会を得たのだ。
しかし、伊藤洋輝のシュートはGKカルネセッキに防がれてしまい、さらにその後動きがキレていた田川亨介が負傷のためにピッチを離れざるを得なくなるという不運も。
その後も受け身のイタリアを相手に断続的にチャンスを作った日本であるが、なかなかシュートが枠に入らず。最終的にスコアレスドローという結果に終わった。
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日本はこれでグループを2位で通過。ベスト16の相手はグループFの2位で、アルゼンチン、韓国、ポルトガルのいずれかとなる。