『Independent』は8日、「リヴァプールの歴史的逆転勝利を助けたのは14歳のボールボーイだった」と報じた。
先日行われたUEFAチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグで、バルセロナを4-0と粉砕したリヴァプール。0-3からの反撃を成功させ、ファイナルへの切符を手に入れた。
その中で最も話題となったのが決勝点となった4ゴール目。右CKを担当したトレント・アレクサンダー=アーノルドが、蹴るふりをしてからボールから離れ…るふりをしてクロスを入れたのだ。それをディヴォック・オリギがゴールに突き刺した。
記事によれば、このプレーはアレクサンダー=アーノルドのアドリブであったと同時に、バルセロナの弱点を分析した上でデザインされたものだったというのだ。
「リヴァプールの試合分析官は、先週行われたカンプ・ノウでの試合で発見した。彼らの希望に反したフリーキックやスローインが与えられた際、バルセロナの選手たちが不満を抱き、集中力を失うことを。もしそれが明らかに正しいものであってもだ。ユルゲン・クロップはそこに可能性を認識した。
リヴァプールの復活劇は純粋にアドレナリンと特別な燃料によって導かれたわけではない。彼の考えは盲目ではなかった。計画と戦略に反映された。
カール・ランカスターという男がいる。彼はカークビーにあるアカデミーの指導者で、ボールボーイを調整する責任者でもある。
彼は、火曜日の朝に『できるだけ早くリヴァプールの選手たちにボールを返すように』とボールボーイに伝えた。
そしてボールボーイのオークリー・キャノニアーはそれを忘れず、残り11分でトレント・アレクサンダー=アーノルドにすぐボールを渡した。
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キャノニアーはリーズ出身の14歳。年齢よりも2つ上のカテゴリで訓練を受けることもある選手だ。
これから彼のキャリアや人生に何が起ころうとも、リヴァプールの歴史上でも最大の注目に値する勝利において果たした役割を忘れることはないだろう」