『Sky』など各メディアは8日、「国際サッカー連盟(FIFA)は、補強禁止処分に対するチェルシーの上訴を拒絶した」と報じた。
2月にFIFAはチェルシーに対して「2回の移籍マーケットにおける新規選手登録の禁止」という処分を言い渡した。その原因は18歳以下の外国籍選手を違法に獲得したというものだ。
原則的には18歳以下の外国籍選手(EU内であれば16歳以下)を獲得することは禁止されている。例外的に「サッカー以外の理由で引っ越した」場合は除外されるが、この特別規定が悪用されることも多い。
チェルシーはそのルールに抵触したということで新たな選手の獲得が禁止されることになり、2020年の夏までは今保有している者のみで戦わなければならなくなる(借りている選手の買い取りも禁止)。
そして今回FIFAへの上訴が却下された形となったが、チェルシーはすでに国際スポーツ仲裁裁判所(CAS)に訴えたことを認めている。
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もしCASがこの件を受理した場合は一時的に処分保留となるため、チェルシーとしてはもし最終的に有罪となるにしても1回のマーケットを準備のために使うことができる。