17日に行われたフランス・リーグアンの第28節延期分、ナント対PSGの試合は意外な結果になった。

8人もの怪我人を抱え、さらにキリアン・エムバペを制裁上の理由でメンバーから外したPSGは、5人しかベンチに入れられない緊急事態。しかもそのうち3人はユースの選手という状態だった。

その中で19分にダニ・アウヴェスのとんでもないミドルシュートで先制点を決めるも、その後は逆にナントの反撃を受ける。

22分にはナントのDFジエゴ・カルロスがセットプレーからのヘディングで同点ゴールを奪う。

さらに前半終了間際にはナントFWカリドゥ・クリバリがサイドでティロ・ケーラーをふっ飛ばしてチャンスを作り、アブドゥルマジード・ワリスが逆転弾を決めた。

そして52分に再びセットプレーからジエゴ・カルロスの得点が生まれ、ハリルホジッチ監督が「家庭の事情」で不在のナントが3-1とリードを広げた。

PSGは89分にプロデビュー戦となった20歳のFWメテハン・ギュチュリュが初ゴールを決める活躍を見せたが、試合は3-2で終了することとなった。

攻めた投稿をすることで知られるナントのTwitterは、PSGの象徴的な言葉『Ici, C'est Paris』になぞらえて『Ici C'est Waris』と煽っている。

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この試合で勝利していればリーグアンの優勝が決定したPSGであるが、結局勝点を奪うことが出来ず。先日のリール戦に続いて2連敗、さらに2試合で8失点と守備が壊滅状態に陥っている。

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