J1は第7節を迎え、先週、首位に浮上したサンフレッチェ広島は14日に敵地でヴィッセル神戸と対戦。

広島は前節まで失点1と堅守を誇ったが、この日はイニエスタ、サンペールを軸とした神戸のパス回しに翻弄され、前半だけで2失点を喫する厳しい展開に。

しかし後半は修正し柏好文のゴールで2-2の同点とすると、70分、渡大生のこのゴールで勝ち越しに成功する!

ボールの軌道に合わせて上手く体を倒し、エミル・サロモンソンのクロスを右足ボレーでゴール右隅へと流し込んだ。

さらに渡は、73分にもスーパーなゴールを決める!

野津田岳人からの速度のあるクロスに中央へ飛び込み、アクロバティックなボレーをゴールに突き刺した。

徳島ヴォルティス時代にJ2で2年連続二桁ゴールを記録し、昨年、地元の広島に加入した渡。

昨季は1ゴールに終わり今季もここまで無得点であったが、ACLで3試合2ゴールを決めるとこの試合での先発の座を掴むことに。

そしてイニエスタ、ポドルスキら世界的なスターと対峙するこの一戦で、天性のゴール感覚を持つ一握りのFWだけが決められるような超ゴールを二発も決め、チームの危機を救った。

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試合は広島が4-2で勝利し6連勝。首位の座を維持している。一方、神戸は前半を完璧に支配しながら後半に崩れ、大量失点となった。

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