『L'Equipe』は31日、「ASFアンドレジューは元フランス代表DFフランソワ・クレルクが会長に就任した」と報じた。

フランソワ・クレルクは1983年生まれの35歳。リヨンの下部組織で育成されたDFで、トゥールーズへのローンを経て復帰後にスタメンを勝ち取った右サイドバックだった。

そのプレーはレイモン・ドメネク代表監督に高く評価され、リヨンではアントニ・レヴェイェールのサブになっていた時期もレ・ブルーに招集されるなどして話題に。EURO2008のメンバーにも入っている。

2010年にリヨンを離れた後はニース、サンテティエンヌ、そしてGFCアジャクシオでプレーしたが昨年夏に現役を引退していた。

そしてクレルクは先月からASFアンドレジューと接触していることが伝えられており、ついに30日に就任が決定。

ASFアンドレジューはこれによってチームの予算が130万ユーロから200万ユーロに増加するとのことで、サンテティエンヌのフランス代表DFロイク・ペランも投資家の一人になるとも。

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ASFアンドレジューは現在フランスの4部リーグに当たるシャンピオナ・ナショナル2のグループBに所属。ここまでの23試合で10勝4分け9敗の6位で、昇格圏内からは離れている。

一方、クプ・ドゥ・フランスでは1月に酒井宏樹も所属しているマルセイユを2-0で撃破する「ジャイアントキリング」を起こしており、大きな話題になっていた。

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