インターナショナルブレイクが終わり、再開されたプレミアリーグ。佳境を迎えつつある戦いのなかで、最初の降格チームが決まった。
第32節、最下位ハダーズフィールドは敵地でのクリスタル・パレス戦に2-0で敗戦。残り6試合で17位との勝点差が19ポイントとなったことで、降格が決まった。
昨季、実に45年ぶりにトップリーグに復帰したハダーズフィールド。2017-18シーズンは16位で残留したものの、2年で2部に戻ることになった。
『BBC』によれば、この試合を戦った両チームの関係者はこう述べていたそう。
ロイ・ホジソン(クリスタル・パレス監督)
「ハダーズフィールドを祝福する。
厳密に言えば、彼らは降格したが、パフォーマンスを誇りに思うべきだ。我々に試練を与えたからね」
ヤン・ジーヴェルト(ハダーズフィールド監督)
「今の感情を言うのは難しい。当然、失望している。
PKが流れを決めてしまうという今季を象徴するようなものだった。
数えてはいないが、今季の我々は8~10つほどPKで失点している。
ハーフタイムにロッカーへ戻る時に相手から拍手されるというのは、正しいことをしていたということだ。だが、プレミアリーグの試合に勝つにはそれでは十分ではない」
クリストファー・シンドラー(ハダーズフィールドDF主将)
「とても腹立たしい。正しい言葉を見つけられないよ。
聞かされるまでは降格のことを知らなかった。だが、僕らは現実的にならなくてはいけない。
6~8週間ほど前から厳しいことになるであろうこと、そしてミラクルが必要なことは分かっていた」
また、88分に試合を決める2点目のゴールを決めたパレスDFパトリック・ファン・アーンホルトは、ハダーズフィールドを労うツイートをしている。
Best wishes to Huddersfield and fans as well, it’s tough and not nice to see but you support your club well ❤️💙
— Patrick van Aanholt (@pvanaanholt) 2019年3月30日
パトリック・ファン・アーンホル(クリスタル・パレスDF)
「ハダーズフィールド、そしてファンたちの幸運を祈っているよ。
辛いし、見るのはきついだろうけど、君たちは自分たちのクラブをとてもよく応援していた」
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次節、パレスはトッテナム、ハダーズフィールドはレスターと対戦する。