リーガ・エスパニョーラのセビージャは16日、「モンチ氏がクラブに復帰することになった」と発表した。

先日、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督の解任に従ってイタリア・セリエAのローマを離れることが決定したモンチ氏。

スポーツディレクターとしてセビージャを世界的なクラブに成長させた彼であるが、イタリアでは持ち味の「安く買って高く売る」手法を定着させるに至らなかった。

メディアでは、彼はおそらくセビージャ時代のパートナーでもあったウナイ・エメリが率いるアーセナルに移籍すると考えられており、ほぼ確定情報のように伝えられていた。

【関連記事】敏腕SDモンチ、アーセナルで獲得したい5人のターゲット

しかし、先日彼の古巣セビージャの会長ホセ・カストロ氏がメディアに対して「モンチと交渉している」と公表。

セビージャはホアキン・カパロス氏をスポーツディレクターに迎えていたが、彼をコーチに移管するとともに、モンチ氏を迎え入れようとしていた。

そして今回、モンチ氏は数日の交渉でそれに合意。アーセナルからの誘いを断って古巣に復帰することとなった。

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名