『L’Equipe』は27日、「マンチェスター・シティが14歳のジェイドン・サンチョを獲得した際の取引に関する調査がスタートした」と報じた。
先日、サッカー情報暴露ネットワークの『Football Leaks』が、『Der Spiegel』を通じて発表したジェイドン・サンチョの取引に関する問題。
マンチェスター・シティがワトフォードからサンチョを獲得したのは2015年の3月。当時彼は14歳であった。
その際、シティは代理人を務めているエメカ・オバシ氏に20万ポンド(およそ2900万円)の手数料を支払っていたとされている。
しかし規定では16歳未満の選手が代理人と契約することは禁止されているため、もしこれが事実ならば違法である。
また、サンチョ自身に対してもシティはパフォーマンス関連のボーナスを提示していたという。金銭的なアプローチも16歳未満の選手に対しては禁止されている。
シティはオバシ氏への支払いは認めているものの、これは全体的なスカウティングに対しての報酬だったとして違法性を否定していた。
そして今回イングランドサッカー協会(FA)はジェイドン・サンチョの取引に関する調査を行うことを発表した。
先日はチェルシーが未成年の選手との契約に関する違法行為で補強禁止処分を受けて話題になったが、シティも同じリスクを抱えることになりそうだ。