『ESPN』は27日、「リオデジャネイロ市は、フラメンゴのトレーニングセンターを強制的に閉鎖した」と報じた。
今月初め、フラメンゴのトレーニングセンターにあるユース選手向けの寮で火災が発生した。
わずか2ヶ月前に拡張工事を終えたばかりだったという建物は激しい火に包まれ、14~17歳の選手10名の死亡が確認、3名が激しい火傷を負った。
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その後の調査により、このユースの寮は建物として登録されていない土地に建てられていたもので、フラメンゴは許可を受けていないことが発覚。
ブラジルでは多くのクラブの宿舎が安全基準、衛生基準を満たしていないまま使われており、ヴァスコ・ダ・ガマやフルミネンセも先日問題になっていた。
そしてこのフラメンゴのトレーニングセンターについても2017年から同様の警告を受けており、すでに「適切な防火対策がない」と指摘されていたそう。
火災の一週間後にあたる2月15日にもリオデジャネイロ市から閉鎖勧告を受けたものの、フラメンゴはそれを無視。
それを受けてリオデジャネイロ市は強制的にトレーニングセンターを閉鎖することを決め、自治体の作業員以外の入館を禁止したとのことだ。