この冬、トルコ1部のベシクタシュにレンタル移籍すると、華々しいデビューを飾った香川真司。
シュペル・リグ第23節では地元の宿敵フェネルバフチェとのダービーに先発出場した。
今季降格圏に低迷する相手に香川は魅惑のプレーを連発。フリーキックから先制点をお膳立てすると、前半終了間際にはブラク・ユルマズの3点目をアシストした。
香川が前半に見せたパフォーマンスは現地でも絶賛されている。
35万人以上のTwitterフォロワーを誇る『Futbol Arena』では「フェネルバフチェとのダービーは香川の独演会!まるでポエムのようだ」と伝えていた。
『Futbol Arena』
「ベシクタシュ対フェネルバフチェのダービーで、香川が前半に見せたパフォーマンスはその名を刻むものだ。
Optaによれば、この日本人は12回中7度のデュエルに勝利し、ピッチ上でトップに。
パス成功率は83%を記録。特に、リーダーとして正しい手順とパスでチームメイトたちを牽引した。
『beIN SPORTS』のエルジャン・タネルは「前半の香川は素晴らしい仕事をした」と述べ、エルマン・エズギュルも「香川はポエムのようにプレーした」と語った」
だが、ベシクタシュが3点をリードして迎えた後半は試合が一変。55分、61分、67分と立て続けにフェネルバフチェが得点を奪う。
香川は85分までプレーしたが、ダービーは3-3の引き分けで終了。ベシクタシュとしては、今季不調のライバル相手に痛い取りこぼしとなってしまった。