19日、2019年度AFCチャンピオンズリーグの予選プレーオフが行われ、鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島が本大会出場権を争った。
ホームにチェンライ・ユナイテッド(タイ)を迎えて戦ったサンフレッチェ広島は、序盤にPKを獲得するも皆川佑介が止められてしまう。先制の大きなチャンスを逃すと、その後はなかなかゴールに結びつかない時間が長く続くことに。
82分には皆川に代えてエースのパトリックをピッチに送り込むも得点に至らず、結局0-0のままで90分を消化。勝負は延長戦に持ち込まれた。
延長に入ってもなかなかゴールが決まらず、いくつかのピンチも迎える苦しい展開に。
延長後半の13分が過ぎたところでパトリックがゴールを決めたかに思えたが、判定はオフサイドで認められず。運にも恵まれずに試合は120分を消化した。
そして突入したPK戦。先攻のチェンライは2人目のタナサックがゴール上に外し、3人目のピティワットも枠内に飛ばせず、広島が大きくリードを奪う。4人目の川辺駿はクロスバーに当てて外してしまうも、広島は最後のキッカーとなった松本泰志がきっちりと決めて勝利を掴み取った。
これでサンフレッチェ広島は苦しみながらもAFCチャンピオンズリーグ本戦出場。グループステージでは広州恒大、大邱FC、メルボルン・ヴィクトリーと対戦する予定だ。